英語コーチのジニーです。
今日は、英語がうまくなるには、
インプットとアウトプットのほかに、もうひとつ大事なステップがあるよ
というお話です。
インプットとアウトプットってどういうこと?
英語がうまくなるためには、インプットとアウトプットが大事というのは
よく言われることです。
インプットとは、「入力」という意味で、自分の脳に何かを入れるということを指します。 つまり自分自身に必要な知識を入力するという意味ですね。
英語学習でいうところのインプットとは、単語や文法を覚えたり、リーディング、リスニングなどで情報を頭に入れるトレーニングのことを指します。
逆にアウトプットとは「出力」のことで、自分の中にある知識やスキルを使って、発信するトレーニングのことを指します。自分で文を作って書いたり、スピーキングしたりするトレーニングがこれにあたりますね。
インプットとアウトプットは両方とても大切
英語を使えるようになるには、インプットとアウトプットのバランスは
とても大事です
インプットばかりしてアウトプットが足りていないと、
英語を“使う”スキルはなかなか上達しません。
「学生時代に英語の成績はよかったけど、実際には使えない」とか
「読めばわかるけど、自分で書いたり話したりは苦手」
という人はアウトプットのトレーニングが足りてないタイプです。
日本人はこういう人が大半でしょう。
(その前に、多くの人はインプットの量が足りてないのが大問題ですが…)
逆に、インプットが足りてないのにアウトプットばかり増やすと、
いつまでたっても片言英吾から抜け出せない、正しくない発音や文法が
身について離れない、ということになります。
まずは、自分に必要なインプットとアウトプットのバランスを!
というのはとても大事なことです。
英語を格段に上達させる秘訣はコレ
が、今日のメインのお話はそれに加えてもうひとつ大事なステップがある
ということです。
それが、インテイク!
「 インテイク」とはインプットした英語を記憶に定着させることです。
インプットしたものをアウトプットするためには、
このインテイクの作業を入れると格段にうまくいくようになります。
単語にしても文章にしても、1度や2度インプットしたからと言って
次から覚えて使えるようになるかというとそうはいきません。
何度か繰り返し、読んだり口にしたり、書いたりしてみて初めて身につくものですね。
人間は忘れる動物ですから。
安心してください。
忘れるのはあなただけではありません。
ある研究によると、忘れるスピードは人による差はあまりないんだそうです。
忘れたっていいんです。
繰り返せば、きっと脳の情報処理能力が上がって使えるようになるんですから。
その繰り返しの作業がインテイクです。
具体的インテイクの方法は?
具体的にどうやるか?
主な方法がこちら。
- 音読
- 音声を聞きながら音読(オーバーラッピング)
- 音声を流しながらテキストを見ないで言う(シャドーイング)
イメージとしては、初めて出会った人と親しくなるために相手をよく知るためのプロセスと思ってもらったらいいです。
何回もその人の顔を見たらよく覚えますね。
強烈なインパクトの人はあっという間に覚えることもあるでしょう。
いかにその英語とよく馴染んで、
自分の脳に取り込む(インテイクする)か、その視点を持ってみましょう。
それだけで勉強の方法が改善されますよ。
もっと細かいやり方は、また書いていきたいと思います。
※英語の勉強法についての質問、お悩みを受け付けています。
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*1: イラストはここからお借りしました。
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