今週のお題「夏休み」
ゴーティマー・ギボンってどんなドラマ？
今回ご紹介の【ゴーティマー・ギボン ～ふしぎな日常】
私の中でおススメ中の超おススメのドラマ。
隠れたお宝のような作品です。
別に隠れてないのかもしれませんが、私の周りでは見ている人がほとんどいないので、そう言わせてもらいます！
もしかしたら、プライムビデオの中では、大人向けのドラマも全部含めた中でも
一番のお気に入りかも。
この夏も受験生の息子の息抜きがてら、また、一緒に見ようと思っています。
シリーズ１のエピソード１が夏を舞台としているので、
夏休みに見るのにぴったりなのですが、
本当は、夏休みと言わずいつでも、子どもだけと言わず大人にも
ぜひ見てほしいイチオシ作品なのです。
2015年制作のシーズン１（13エピソード）と
2016年制作のシーズン２があり、
シーズン２はパート１とパート２（それぞれ13エピソード）に分かれています。
それぞれに吹き替え版と字幕版があります。
あらすじは？
ありふれた田舎町、ノーマル・ストリートに住む
メル、レンジャー、そして主人公ゴーティマー・ギボンの周りに起こる、
ぜんぜんノーマルじゃないふしぎな日常を描くドラマです。
主人公の3人はシーズン始まりの頃は11歳、12歳くらいの設定でしょうか。
シーズン2の終わりの方にはずいぶん成長してティーンエイジを迎えます。
それぞれのエピソードの中では、
毎回、ノーマル・ストリートで不思議なことが起こります。
どれも誰かのちょっとした劣等感だったり、
ささいな問題から端を発するのですが、
それを3人が友情と誠実さとユーモアで何とか乗り切り、
最後は丸く収まる、というストーリー。
魅力は？
このドラマの魅力は、
ごく普通の子達が、普通に過ごす等身大の姿にあるような気がします。
見ていて安心。
３人がめちゃくちゃがんばって困難を乗り越えるってわけではなく、
魔法を駆使する、というわけでもない。
なぜ不思議なことが起こるか？の謎解き要素もない。
誰の日常にも、
家族や友達との小さなわだかまりや、自分の中の不安や焦りなどがありますよね。
それが日常。
そんなありふれた毎日の中に、ふと入り込む不思議な出来事。
それを、なんの特殊能力もない子ども達が、経験し、
3人でわちゃわちゃしてるうちに何とかなっちゃって、
そうして起こったことをひとつずつ胸に収め、少しずつ成長していく。
その過程が、ほんわかと心を打つのです。
時には、現実に起こる悲しい出来事もあるけれど、
それも含めた人生を、愛と優しさを持って、
良きものとして肯定しつつ生きていく姿がじんわり心に沁みます。
（実は、いくつかのエピソードは、主人公たちの悲しみに共感しすぎて
覚悟を決めてみるのに時間が要ったくらいデス。）
また、ゴーティマー、メル、レンジャーの3人をはじめとした
このドラマに出てくる子ども達のキャラクターが、
皆、愛すべき善人なのも魅力。
欠点がないという意味ではなく、
皆、なかなかの特徴があるけれど、根が良い子なんです。
中でも、主人公ゴーティマーの見かけも含めた素朴さ、
ちょっと不器用でシャイというとこも含めた性格の愛らしさは癒しです。
ドラマ全体に、
暴力も性的描写もない、
意地悪な言動も、
ホラー要素もなく、
安心して子どもに見せられるのも、うれしいですね。
それに、1エピソードが30分程度なので、
子どもに見せるにはちょうどよい長さです。
どんな人におすすめ？
小学校から中学校のお子さんは間違いなく楽しめると思います。
それより小さいお子さんも、
もともとドラマなどが見ている子は大丈夫なのではないでしょうか？
男の子も女の子も楽しめるはず。
わが子は中3男子ですが、大好きですよ。
大人にももちろん、おすすめです。
ハリー・ポッターなどファンタジー系が好みの方にはどんぴしゃかと。
（男の子2人、女の子１人の組み合わせも同じですね！）
私は、この頃、派手なアクション、どぎつい表現、息もつかせぬ展開、
スリルとサスペンス、暴力と殺戮、みたいなドラマや映画に
あまり惹かれなくなりました。
私みたいに、
見るとほっとするような、じんわり心があたたかくなるような、
そんなものを見たい方は、
今回おすすめの【ゴーティマー・ギボン】
是非、見てみてください。
見るには？
※アマゾンプライムビデオは、プライム会員になると視聴できます。
年額4900円ですが、30日間の無料お試し期間があるので夏休みの間入っておいたら
無料で映画やドラマが楽しめますね。
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